2007年に私たちはカンボジアで出会い、結婚しました。
2009年から日本で一緒に暮らしています。
そして私たち夫婦は、移動販売車で各地イベントに出店し、カンボジアカレーなどを販売していました。
2012年、長野県松本市に念願のカフェをオープンしました。こーさんの村の温かい雰囲気をかんじ、美味しいお料理を食べてもらえたらと思っています。
こーさんは、カンボジアのアンコールワットで有名な街、シェムリアップからほど近い、コートノー村というところで生まれ育ちました。
こーさんのうちは 大きな湖のほとりにあります。
家の周りには、牛がいて ココナッツや椰子、バナナの木などがたくさん生えています。
こーさんの家族は4人。
<お母さん>
朝・昼・夜といつもおいしい料理を作ってくれます。 お父さんはこーさんが高校生の時に亡くなってしまいました。どんなに大変な時でもいつも笑っていて、ちょっとあわてんぼうです。私の大好きなお母さん。
<弟カウ>
心優しく頼もしい、こーさんが日本に暮らしているため、今では一家の大黒柱。写真はおうちの井戸で水浴びしています。
<妹、ペイ>
勉強は苦手。自転車で30分かけて街へ行き働いています。 すっかり大きくなり、お母さんを助けています。料理も上手! いつも私の世話を焼いてくれます。
<末の弟ウドン>
恥ずかしがり屋さん。利発で、牛の世話もよくする可愛がられっ子。
こーさんのうちの台所。
炭火を使って料理します。
ここには子供も大人も集まります。
ご飯が終わったら、ここでお昼寝もしちゃいます。
お母さんがなにか作ってると決まって近所のおばちゃんが集まってきて、あっというまに井戸端会議場になってしまいます。なんでも助け合うお母さんたち。
こーさんのうちの村の真ん中をまっすぐ走る道は舗装されていない赤い土の道。
バイクで駆け抜けるとぶわっと土がまいます。
ここを通るあいだに、会う人会う人みんな笑って挨拶してくれます。
村の女性たち、特におばあちゃんたちはちまき作りが上手。
お正月やお盆にもたくさんつくります。包む葉っぱは庭にあるバナナの葉っぱ。
村のそばにある湖では、牛を放牧し、漁をし、稲を植え、子供たちは遊びまわる。
こーさんの村にとっては大切な池。
1日が終わり、子供たちや大人も家路に着くころ、湖に日が沈んでいきます。
大好きな
大好きな
こーさんの村です。